胃は、食べたものを一時的に蓄え、栄養を吸収しやすくするために消化してくれる臓器です。
そんな体の中でも重要な消化器官である胃が痛くなると、例えそれが夢の中だったとしても心配になってしまうものだと思います。
「胃痛に関する夢」を見た場合、どのような意味があり解釈ができるのでしょうか。
それでは、基本的な意味と、状況別の夢診断を見ていきましょう。
「胃」の意味
胃に関する夢は大抵、その夢を見る人の精神状態を表しているようです。
漢方医学のベースとなる考え方に、五行説という古代中国の思想があります。
その五行説でも、くよくよ思い悩むと胃に悪いと説かれているので、昔から胃と心は深く繋がっていると考えられていたのかもしれません。
「胃痛に関する夢」の診断
ここからは、「胃痛に関する夢」は何を意味しているのかパターン別に紹介していきます。
「胃が痛くなる夢の場合」
夢の中で胃痛に襲われた場合、現実で何か上手くいっていないことがあり、それが無自覚のうちにストレスになっていると考えられます。
もしくは、人間関係や仕事、学校などで、心配なことや気掛かりなことはありませんか? 胃の調子が悪くなる夢を見るということは、普段の生活で感じている心労が思っている以上に大きいものだということを反映している可能性があります。
現実世界でも、多大なストレスを感じたり不安を感じていたりすると、胃の調子が悪くなってしまう方は多いでしょう。
また、胃に負担のかかるような食生活を送っている場合も胃が痛くなる夢を見る原因になることがあるようです。
揚げ物ばかり食べていたり、暴飲暴食を続けていたりはしませんか? もし心当たりがあれば、この機会に体に優しい食事もとるように心がけてみましょう。
「胃が痛くて薬を飲むの場合」
夢占いにおいて、薬は物事がいい方向へ向かうことを象徴しています。
胃痛を改善するために薬を飲む夢も、胃痛の原因になる問題が解決に向かう兆しを表していると捉えていいでしょう。
また、現実で胃の調子が悪いときにこのような夢を見た場合、不調が改善し健康な状態に近づく前触れとも考えられます。
しかし、もし体は健康なのに胃薬を飲む夢を見た場合は、精神的な疲労がかなり溜まっていると思ったっほうが良さそうです。
これは夢の中でまで薬を飲む必要がある状態に追い込まれてしまっているということなので、この機会にゆっくり休養をとったほうがいいかもしれません。
また、悩みごとは信頼できる相手に相談したり、日記やSNSなどで吐き出すようにしましょう。
もしまだ大丈夫だと思っていたとしても、早めに対処していくことが大切です。
まとめ
今回は「胃痛に関する夢」の意味、状況別の診断などをお伝えしました。
胃が痛くなる夢は、基本的には疲れやストレスなどに対する警告夢としての意味合いが強いようです。
一見なんてことないような夢でも、無意識からのメッセージを伝えてくれています。
こうした夢を見たときは、無理をせず休みや睡眠をたっぷり取って、心と体を休めるようにしましょう。
